大賞について
~史上初の試み日本オイスター協会/オイスターアカデミーが共同で~
◆主旨
牡蠣の正しい情報の普及啓蒙を手掛ける日本オイスター協会および、牡蠣に関する人材育成を主に行っているオイスターアカデミー(両機関ともに所在地:東京都品川区、主宰:佐藤言也)はこのたび史上初の試みとなる「牡蠣に合う日本酒大賞」を同アカデミーが代々木で運営するラボにて2019年8月20日に発表した。
◆背景①
世界中で愛されている牡蠣。その牡蠣の8割以上は日本の品種が海外に渡ったものだ。にも関わらず供されるお酒は主にシャンパーニュやワイン。そこで同じ醸造酒である日本酒に焦点をあて、あらためて本当に日本酒は牡蠣に合うのだろうか、そしてどんな日本酒が牡蠣に合うのだろうか。
◆背景②
現在人気のある「単体で華やかでおいしい日本酒」はたしかに日本酒好きを増やしファン層を拡大するなどの効果をもたらしてきた。しかしいざ食材や料理との相性は?となると、呑みやすい分「料理に負けてしまう」「にがく感じる」などの意見が散見するようになった。ブランド牡蠣に有名な日本酒。わかりやすいパッケージでエンタメとしてはアリなのかもしれないが、それで本当にいいのだろうか
◆選考方法およびルール
その謎を解明するため、2018年11月より2019年6月まで計25回「延べ400人」によるマトリクス検証形式の「ブラインドテイスティング」を行った。
牡蠣に合うとはいっても、生牡蠣とカキフライが同じお酒が合うのか?またソースや調理法にも左右されるのでは?などの疑問や課題もあり、5部門に分け、かつ定義(ルール)をもうけ検証を実施。その得点やアベレージなどデータを元に審査を行った。
審査委員長は協会およびアカデミーの主宰で、世界一うまい牡蠣を創ろう!プロジェクトなどを手掛ける通称「牡蠣の人」こと佐藤言也(サトウゲン)が担当
◆牡蠣について
それぞれの部門に使われる牡蠣や牡蠣料理は、選考された日本酒がより汎用性の高いものになるよう協会やアカデミーが長年月重ねてきた経験に基づき構成されている。
※今回の牡蠣は全25回および発表会を通して「かましま水産」の鎌島典子さん作の真牡蠣、岩牡蠣、生食可能カキフライ専用機を使用
◆日本酒について
検証に際し日本酒のセレクトは、以下の2名が行った。
・恵比寿「酒 秀治郎」よりプロデューサーの直野秀治郎氏
・「第12回酒サムライ」の森田隼人氏
◆展望
このデータを活かし世界に向けて発信する牡蠣コンテンツの開発を加速させ、ミス日本酒協会等、海外で活躍している組織と連動し海外への普及啓蒙も目指す。2019年12月にはインドネシアのバリ島、2020年にはパリ、シドニー、ニューヨーク、ロンドンでのイベントも予定している
【日本オイスター協会について】
所在:東京都品川区北品川1-9-7
主宰:佐藤言也
設立:2005年9月3日
Tel:03-6869-3077
URL:http://oysters.jp
事業内容:牡蠣の関する知識技術の啓蒙
【本件に関するお問合せ先】
カキペディア編集部
samuraioysters@gmail.com
牡蠣に合う日本酒大賞担当宛